【調査会NEWS2913】(31.1.26)話し合って理解して…
期末試験の問題で「君が日本の内閣総理大臣だったとする。日韓の間ではこのところ戦時労務者(いわゆる徴用工)問題や駆逐艦レーダー照射問題で摩擦が高まっている。どう対処するか」という論述問題を出したら「話し合いをしてお互いに理解を深めて…」という回答がありました。それ自体は成績評価とは関係ないのですが、やはりこういう答えになるのかな、と思った次第です。
韓国に限らず外国とトラブルが起きると日本では「もっと話し合って、お互いに理解を深めて」という声がよく出てきます。ところが少なくとも韓国について言えばこれは完全に逆効果です。
というのはこの言葉の中に自分が理解することはあっても、韓国側にどう理解させるかということは考慮されていないからです。「話し合って相手の言うことを聞く姿勢を持てば、相手もこちらのいうことを聞くはずだ」という、根拠のない話であることが忘れられています。
韓国人と日本人は外見が似ているのでお互い相手も自分と同じ発想をすると思い込みがちです。しかし韓国の場合はざっくり言えばお互いに主張して折り合いを付けていく文化であり、お互いに相手の話を聞いて折り合いを付けていく日本的な発想は通用しません。
それどころか日本人が「少しは相手の言うことも聞いてあげないといけないから、本当は納得できないけれど、そういうことにしておこう」という姿勢をとれば、韓国の中で日本の主張が正しいと思っている人には後ろから弾を撃つことになります。「日本人も認めているのに何を言っているのか」ということです。
今も、レーダー照射問題について日本の主張の方が正しいと思っている韓国人は少なくありません。だからこそこちらが断固としていないと、そういう人がますます居づらくなるのです。
さて、その韓国への対応を100倍くらいバイアスをかけると北朝鮮との関係になります。北朝鮮と「話し合いをして、お互いに理解を深めて…」というのはクリーニング屋に行って鉄道模型を買うのと同じ位無理な話です。「日本は拉致問題を忘れません」というのは北朝鮮に言うときは「てめえら被害者かえさねえと火の海にしてやるからな」くらいにすれば多少相手に理解させられるかもしれません。私も韓国語で話すときは多少バイアスをかけているつもりなんですが、もっとがんばろうと思います。本当の意味で「話し合い」をするためにも。
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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました)
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/301220-96bd.html
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<特定失踪者データ>
◎氏名:長尾 直子
◎よみかた:ながお なおこ
◎生年月日:昭和35(1960)年10月25日
◎当時の年齢:20
◎失踪年月日:昭和56(1981)年3月16日
◎特徴:身長155センチ。体重45キロ。血液型O型。コンタクトレンズ使用。前歯2本ほど差し歯。
◎当時の身分:自動車学校受付事務
◎最終失踪関連地点:北海道札幌市
◎当時の居住地:北海道札幌市
◎失踪の状況:いつも通り自宅を出勤したが、すぐに傘を取りに引き返してきた。会社に着いたと思われる頃、会社から「出勤していない」と連絡。普段は会社から日に1、2回電話してくる。夜になっても連絡なし。身の周りのものは手つかず。預金を下ろしたりもしていない。
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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等>
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。
・2月9日(土)14:00「『北朝鮮拉致問題解決を願う都民の集い』コンサート」(東京都・政府拉致問題対策本部主催)
・なかのZERO小ホール(中野駅南口徒歩7分 中野区中野9-7)
・特定失踪者家族会生島幹事・調査会副代表村尾が参加
・問合せ先 東京都総務局人権部人権施策推進課(03-5388-2588)
※事前申込みが必要です。
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・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」
毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌)
副代表村尾がパーソナリティー
インターネット「ListenRadio」で札幌以外でもパソコン・スマホから聴取できます。
http://listenradio.jp
・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
<荒木著『北朝鮮の漂着船』(草思社刊)>
・定価1600円(税別)
<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)>
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)>
・定価1000円(税別)
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