« 特別検証12 深浦・弘前について【調査会NEWS2935】(31.2.25) | トップページ | 短波放送「しおかぜ」二重放送へ【調査会NEWS2937】(31.2.27)  »

2019年2月26日

白のスカイライン【調査会NEWS2936】(31.2.26)

  12月14日付ニュース2883号に掲載した以下の情報の中で、犯人が乗っていた白のスカイラインが気になります。昭和51年(1976)ないし52年型、「スカイラインジャパン」と言われた型だそうです。被害者のIさんは車が大好きだったので鮮明に記憶しているとのこと。

 ひょっとしたら警察かどこかの網にかかっていた車かも知れません。もし何かご存知の方がおられたらお知らせいただけると幸いです。
——————————————————
2883号<拉致未遂に関する情報>
   荒木和博
 以下、都庁職員I氏から拉致未遂体験についての情報を得ましたのでお知らせします。同様の経験のある方はぜひお知らせ下さい。
●昭和55年(1980)5月3日の20:00頃。当時交際中だった奥さんと自分の車で能登に旅行した。当時は東京都西部に両親と住んでいた。事件は都庁に就職してからまもなくのこと。
●輪島市に宿がとってあったのでそこに向かう途中、国道279号線が山道を抜けて海に出るところで後ろから白いスカイラインに追尾されていることに気付いた。男が4人乗っていた。こちらが速度を上げるとその車も速度を上げ、緩めると相手も緩めた。
●気持ちが悪いので路肩に止めてやり過ごさせると通り過ぎるときこちらの車中をのぞき込むようにしていた。
●その後走り出すと数百メートル走ったところでスカイラインが道を塞ぐように止まっていた。
●こちらが止まると運転席から160センチもないくらいの小柄な男がサンダル履きで下りてきて窓越しに日本語ではない言葉で話しかけてきた。
●運転席の窓を10センチくらい開けた隙間から顔面めがけてストレートパンチを食らわせてきた。こちらは急なことで何もする余裕がなかった。一瞬意識を失ったがドアを開けようとする音で気がついた。すると男は喉を握ってきた。指が食い込み死ぬと思った。
●そのまま車を発進させ歩道の縁石に乗り上げてスカイラインの横を抜けた男は手を突っ込んだまま引きずられ、歩道から下りるときのショックで手が離れた。おそらく引きずられた男は相当の怪我をしたと思うがおそらくその男を放置して他の3人がスカイラインで追ってきた。
●100キロくらい出して逃げたのではないか。途中引き離したときに建設会社の倉庫があったので陰に隠れてやり過ごした。3~40分そこにいたと思う。
●そのまま宿泊予定の輪島の旅館に行った。血だらけだったので宿の人が驚いた。
●仲居さんが「今すぐ連絡します」と言ってくれたが連絡したのは警察ではなく「親父さん」と呼ばれていた地元暴力団の組長だった。仲居さんは「今夜中に犯人は捕まる」と言っていた。「親父さん」の連絡でやってきた車はいかにもヤクザ、暴走族という車ばかり。それから各地に散って一晩中捜索した。朝になって「この地域には白いスカイラインはない。この車はこのあたりの車ではない」という返事が返ってきた。「親父さん」は「このあたりでまた何かされたらこの名刺を出せ」と言って名刺をくれた。
●車の中も血だらけだった。旅館の人が車内の掃除を手伝ってくれた。ズボンも血だらけで、泊まり客の置いていったものをもらって着替えた。
●2泊3日の予定だったが1泊2日で帰って来た。
●2~3か月して病院に行ったら鼻が曲がっていると言われ手術した。
●当時「日本海岸で男女の変死体」という記事があった。
●昭和58年頃「週刊新潮」だったか「週刊文春」だったか、週刊誌に日本海側での失踪の記事が載っており確信した。

(荒木コメント)
●場所は249号線が山道を通って海辺に出るところとのことで、I氏によれば羽咋郡志賀町富来牛下あたりかもう少し北に上って輪島市門前町剱地ではないかとのことだが、Google mapで見たところ前者には歩道があり後者には見当たらないのでおそらく前者であると思われる。
●I氏の車に近づいて来た男の攻撃の仕方など非常に訓練された人間であると推測されることからほぼ間違いなく北朝鮮工作員であろう。
●待ち伏せの仕方などはかなり計画的な拉致未遂と考えられる。問題はどこで目を付けられたかだが、東京のI氏周辺に何かがあったのではないだろうか。
●都庁職員の特定失踪者は昭和57年(1982)9月18日に東大和市の自宅を出て失踪した永山正文さん(当時23歳)がいる。
●周辺での関連した失踪は昭和48年(1973)7月、東京都の遠山文子さん(当時21歳)が交際していた男性とともに羽咋市の柴垣海水浴場に1週間程滞在して失踪した事件と、石川県白山市白山町(現在)の安達俊之さんが職場の同僚女性と車で出かけたまま車ごと失踪した事件がある。
 ----------------------------------------------- 
最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) 
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/301220-96bd.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 
―――――――――――――――――――――――――― 
<特定失踪者データ> 
◎氏名:広田 公一
◎よみかた:ひろた こういち
◎生年月日:昭和29(1954)年1月21日
◎当時の年齢:30歳
◎失踪年月日:昭和59(1984)年7月21日
◎当時の身分:日本自動車連盟(JAF)兵庫支部勤務
◎最終失踪関連地点:鳥取県大山
◎当時の居住地:兵庫県尼崎市
◎失踪の状況:車で兵庫県尼崎市の自宅を出発し、鳥取県大山への登山に1人で出かけたが行方不明に。車は大山登山口の駐車場に止めたままで、「午後6時20分到着」のメモが車内で発見された。車内で仮眠したものとして米子警察遭難救助隊が捜索を1週間続けたが手がかりなし。警察犬は大山寺経堂まで行くがそこからは進まなかった。

////////////////////////////////////////////////// 
<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

・3月21日(木曜・祝日)14:00「『その後』を考える集い9」(特定失踪者問題調査会主催) 
・弘前市社会福祉センター(弘前市大字宮園2-8-1 Tel 0172-33-1161)
※弘前市立時敏(じびん)小学校北隣り
・特定失踪者家族会大澤会長・今井副会長・調査会代表荒木他役員が参加 

・4月17日(水)18:45「平成の大演説会」(展転社主催)
・文京シビックセンター(春日駅・後楽園駅すぐ 文京区春日1-6-21)
・調査会代表荒木が参加
・問合せ先 展転社(03-5314-9470)
---------- 
・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 
毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 
副代表村尾がパーソナリティー 
インターネット「ListenRadio」で札幌以外でもパソコン・スマホから聴取できます。 
http://listenradio.jp
・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 
http://ajer.jp 
----------- 
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 
<荒木著『北朝鮮の漂着船』(草思社刊)> 
・定価1600円(税別) 
<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)> 
・定価1200円(税別) 
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)> 
・定価1000円(税別) 
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)> 
・定価1800円(税別) 
_________________________________________ 
特定失踪者問題調査会ニュース 
--------------------------------------------------------- 
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 
email:comjansite2003■chosa-kai.jp 
※■を半角の@に置き換えて下さい。 
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 
発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 
kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 
※■を半角の@に置き換えて下さい。 
<カンパのご協力をよろしくお願いします> 
■特定失踪者問題調査会■ 
●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 
●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 
●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 
●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 
(郵便振替以外で領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 
■特定失踪者家族会■ 
郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 
銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128 口座番号4097270 特定失踪者家族会 代表者大澤昭一 
______________________________________________________

|

« 特別検証12 深浦・弘前について【調査会NEWS2935】(31.2.25) | トップページ | 短波放送「しおかぜ」二重放送へ【調査会NEWS2937】(31.2.27)  »