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2019年4月26日

【調査会NEWS2969】(31.4.26) 官房長官に要請

 特定失踪者家族会と特定失踪者問題調査会では本日菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣に首相官邸で面会し、しおかぜ支援に向けての要請を行いました。官房長官の発言内容については公開できませんが、菅官房長官は総務相当時しおかぜの国内送信実現しておられ、そのことの言及もありました。今回要請している支援も早々に実施されるとの感触を受けています。

 

 本日の要請には特定失踪者家族会から大澤昭一会長、藤田隆司副会長、今井英輝副会長、竹下珠路事務局長、特定失踪者問題調査会から代表荒木と副代表村尾が参加しました。平成最後の平日となった今日、多忙な中官房長官が面会時間を作ってくださったことは重い意味があると理解しています。

 

 本日手交した要請文書は先月郵送したものと同じですが、ご参考までに下に付けておきます。

 

<特定失踪者家族会の要望書>

 

内閣官房長官・拉致問題担当大臣 菅義偉閣下

 

平成31321

特定失踪者(北朝鮮による拉致の疑いを排除できない失踪者)家族有志の会

会長 大澤昭一

 

  すべての拉致被害者を救出するための緊急要望書

 

 閣下に於かれましては様々な問題山積の中、拉致被害者救出に向けた力強い

ご理解とご努力に心より感謝申し上げます。

 

 さて昨年1111に提出申し上げた要請文の第4項、「対北放送について」にも述べていますが、北朝鮮に対するラジオ放送は日本からの情報注入方法として、北朝鮮国内において大変効果の高いものであると判断でき、かの国の妨害電波に対応するための二重放送、中波放送の必要性は喫緊の課題であります。

 

 またラジオ放送は、北朝鮮の地で日本からの救出を長年待ち続けている多くの拉致被害者の希望の光であり、命の灯でもあります。

 

 更に内閣府拉致対策本部と連携して毎年実施している「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録」は国内各地において、一般市民への拉致問題啓発の参加型事業として、参加者が「自分の声で直接北朝鮮に呼びかける」という意識を持つことができる大変意義あるものであります。その成果の一つとして北朝鮮に向けてラジオで放送することは、短波・中波放送の充実とともに相乗効果を期待できる事業であると思います。どちらか一方があればよいというものではありません。

 

 とにかく、北朝鮮で助けを待っている方々を一刻も早く救出するためには、あらゆる手立てを講ずるべきであり、民間組織ながら長い年月に亘って被害者家族に寄り添い続け、様々な模索を続けてくださる特定失踪者問題調査会には、特定失踪者家族は全幅の信頼と期待を寄せている次第です。

 

 特定失踪者家族会は認定者を含めたすべての拉致被害者が、一日も早く命のあるうちに日本に帰国できるよう、別紙特定失踪者問題調査会からの要望書に対し、速やかに実行できるよう政府が誠意あるご対応を、心からお願い申し上げます。

                              以上

<特定失踪者問題調査会の要望書>

 

平成31321

内閣官房長官兼拉致問題担当大臣 菅義偉様

特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

 

「しおかぜ」二重放送支援等についての要望書

 

 昨年11月に官房長官へ提出した要請書、また、先日の国会でも議論された通り、調査会では北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の妨害電波対策強化として、同一時間、別周波数による二重放送を平成31331日から開始することといたしました。

 

 既に関係機関との調整等準備も概ね完了しており、現在内閣官房拉致問題対策本部事務局と事業委託契約(支援)の調整を進めているところですが、この段階で二重放送の支援について、拉致問題対策本部事務局と共同主催で実施している啓発イベント「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録」の開催回数を削減する事により、事業委託費を捻出する案が提示されています。

 

 しかし、情報を北朝鮮に送る「しおかぜ」の二重放送と、啓発イベントである共同公開収録をバーターにし、政府の啓発活動としても一定の成果を挙げている行事を削減するのは本末転倒であると考えます(もちろん、被害者救出のために全てを犠牲にしなければならない場合であれば別ですが)。

 

 また、現在停波している中波放送については、英国の送信会社「Encompass社」と連絡を取り合い、37日に「4月からの再開を念頭に、送信施設のある第三国政府関係機関と協議を続けている」との連絡が届いており、被害者ご家族が熱望する中波放送の再開にも即時対応するために備えているところです。

 

 現状、拉致対との事業委託契約に、中波についての支援は盛り込まれていますが、短波放送への妨害電波が止まないのは北朝鮮側が拉致被害者や一般国民、あるいは幹部に聞かせたくないからであり、さらに強化することが必要であると考えます。さらに今後北朝鮮の状況が急変した場合、既に準備を済ませている短波の24時間放送を開始するときが来る可能性があります。これへの対応も合わせてお願い申し上げます。

 

 また拉致問題を知らない層が増えている今、官民一体オールジャパンで取組む拉致問題啓発イベントも極めて重要です。ぜひともご考慮頂きたくお願い申し上げます。

 

要請事項

 

1、二重放送に伴う増額分のうち、半額にあたる4,000,000円の拠出

※KDDI(株)平成31年度支払い増額分は8,244,000 (税別)になります。残額はこちらで努力して準備します。なお、二重放送開始に伴い、拉致対との事業委託契約である番組内の「2分間政府メッセージ」放送は、そこだけ除いて編集するのは物理的に無理なので、単純に倍の回数、北朝鮮へ向け放送されます。

 

2、拉致問題啓発イベント「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録」の今年度実績同様の地方開催3箇所実施

 

3、24時間放送開始時の支援

 

以上

 

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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) 

http://araki.way-nifty.com/araki/2019/03/3131-1dd6.html

 

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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<特定失踪者データ> 

◎氏名:坂本 秀興

◎よみかた:さかもと ひでおき

◎生年月日:昭和36(1961)年7月14日

◎当時の年齢:27歳

◎失踪年月日:平成元(1989)年6月22日

◎特徴:身長170センチ。体重75~80キロ 右大腿部に乳児の時の注射痕がある。趣味は将棋・スキー。

◎当時の身分:会社員

◎最終失踪関連地点:東京都港区新橋

◎当時の居住地:東京都世田谷区の会社寮

◎失踪の状況:6月22日、仕事上の書類等を提出し、17:40に東京都港区の会社の業務を終える。その後銀行で預金10万円を引き出したあと行方不明。25日、会社から岡山県倉敷市の実家に「出張で愛媛県の新居浜工場に出勤する予定だったが出勤していない」と連絡があった。世田谷区の会社寮の部屋には運転免許証や保険証、旅行バック、スキー用品、衣料品等が残っていた。

 

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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

 

★5月10日(金)18:00「憲法改正学習会」(日本会議京都北部支部他主催)

・市民交流プラザふくちやま(福知山駅前 0773-22-9551)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ先 山段さん(0773-22-3045)

 

★5月11日(土)10:00「救えるのは今しかない 拉致被害者」(拉致被害者等を救う実行委員会)

・綾部市I・Tビル(綾部駅徒歩15分 綾部市西町1-50-1 0773-42-1920)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ先 芦田さん(0773-42-0033)

 

★5月11日(土)13:00「救えるのは今しかない 拉致被害者」(拉致被害者等を救う実行委員会)

・舞鶴西総合会館(西舞鶴駅徒歩10分 舞鶴市字南田辺1 0773-75-2250

・調査会代表荒木が参加

・問合せ先 嵯峨根さん(0773-75-3180)

 

★5月11日(土)15:00「救えるのは今しかない 拉致被害者」(拉致被害者等を救う実行委員会)

・野田川わーくぱる(京都府与謝野町四辻161 0772-42-7711)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ先 足立さん(0772-46-3355)

 

★5月15日(水)18:30「『その後』を考える集い10」(調査会主催)

・UAゼンセン会館(市ヶ谷駅徒歩4分 千代田区九段南4-8-16)

・調査会代表荒木・加藤博「その後」プロジェクト特別顧問が参加

・問合せ先 調査会

 

★5月30日(木)18:30「拉致問題を考える石垣の集い」(調査会主催)

・石垣市大川公民館(石垣市大川100-1 八重山農林高南向い)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ先 調査会

 

★9月8日(日) 14:00「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)

・アオーレ長岡(長岡駅徒歩3分)

・特定失踪者家族会中村クニ幹事・調査会代表荒木が参加

・問合せ:中村三奈子さんをさがす会 090-4279-4724

 

★12月7日(土) 13:00「みやこ町人権のつどい」(みやこ町主催)

・サン・グレートみやこ(みやこ町役場斜向かい 福岡県みやこ町勝山黒田86-1 0930-32-5540)

・調査会代表荒木が参加

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・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 

副代表村尾がパーソナリティー 

インターネット「ListenRadio」で札幌以外でもパソコン・スマホから聴取できます。 

http://listenradio.jp

・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp 

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

<荒木著『北朝鮮の漂着船』(草思社刊)> 

・定価1600円(税別) 

<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)> 

・定価1200円(税別) 

<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)> 

・定価1000円(税別) 

<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)> 

・定価1800円(税別) 

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特定失踪者問題調査会ニュース 

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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 

email:comjansite2003■chosa-kai.jp 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 

発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(郵便振替以外で領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128 口座番号4097270 特定失踪者家族会 代表者大澤昭一 

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