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2019年10月10日

漁船衝突事件に新たな疑問【調査会NEWS3095】(R01.10.10)

 昨日17時から国会で野党合同の北朝鮮漁船衝突事件についてのヒアリングがあり、私も拉致議連会長代行でもある渡辺周議員(国民民主党)から声をかけていただき、参加していくつか質問しました。そこで水産庁・海上保安庁から出された資料と担当者の行った説明について、時系列を整理して疑問点などをまとめたものを下に付けておきます。

 結論から言えば水産庁の船による取締りは限界があり、しかも海保の巡視船を増やして対応できる問題でもないということです。相手側に対してもっと強い姿勢で一罰百戒的に臨まない限り事態はさらにエスカレートし、民間漁船にすでに出ている被害もより大きなものになっていくと思います。尖閣沖の中国漁船衝突のとき、当時の民主党政権を激烈に批判した自民党が、与党になると情報を徹底して制限し、録画した画像の公開まで拒むというのはおよそ納得できるものではありません。おそらくは公開できない何か重要なことがあるということなのでしょうが、それは不信感を増すだけであり、決して許されないということは少しでも多くの方にご理解いただきたく思います。

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事件発生令和元年(2019)10月7日

北緯40度東経135度付近、能登半島沖約350キロの日本EEZ内で北朝鮮船に対し水産庁漁業取締船「おおくに」(1282トン)が北朝鮮船に退去警告・放水。

※最初に北朝鮮船を確認した時間が明らかにされていない。

※放水したということは北朝鮮船がそうせざるを得ない何かの行動をしたためだが、それが何だったのか明らかにされていない。

9時7分 北朝鮮船が「おおくに」に接近し急旋回したため「おおくに」の船首と北朝鮮船の左舷中央部が衝突、北朝鮮船は沈没。

※衝突から沈没までわずか18分であり、北朝鮮船は大きな損傷を負ったか衝撃で転覆したものと思われるが「おおくに」の新潟帰港後の写真では船首下部にかすり傷程度の損傷が見られるだけ。それなのになぜ北朝鮮船は沈没したのか、状況について説明されていない。

 その後「おおくに」は搭載艇1隻と救命艇(無動力のいかだ)2隻により漂流者を救助

※搭載艇には北朝鮮船乗員は乗せていない。写真には救命胴衣で漂流する北朝鮮船乗組員を搭載艇がロープで引っ張っているところが写されているが、この救助の時点で両船の乗組員は言葉を交わしていないのではないか。

9時25分 「おおくに」から海保に連絡・漁船は沈没

9時45分 海保本庁対策室及び九管対策室設置

10時00分 海保から平壌RCC(救助調整本部)に連絡(返信なし)

11時05分 巡視船1隻到着(周辺の遭難者を捜索)

11時10分 漂流者60名がおおくに搭載艇により救命艇(いかだ)に誘導され救助

12時56分 救命艇に救助された漂流者60名は現場に現れた別の北朝鮮船に移乗。

※救命艇はいかだであり動力はない。別の船が移乗させるのを傍観していたということか。

※この船が現地海域に到着した時間が明らかにされていない。海保から平壌RCCへの連絡によるものか、あるいは直接連絡したのか不明。

13時50分 漂流者の乗せた北朝鮮船が逃走するのを追ってマイクで呼びかけ、人数を確認、国籍を聞いたところ煙突の北朝鮮国旗を指さした(以上はヒアリング時の説明。しかし水産庁の資料には「おおくに」が救命艇で乗組員を救助し、確認したところ全員が救助されたと答え、その後別の北朝鮮船がやってきて救助された乗組員が移乗したと書かれており矛盾する)。

14時50分、15:00分 巡視船各1隻現場に到着

※「おおくに」は民間からの借り上げ船で、乗組員も20人が民間人で、水産庁の職員は監督官が1人だけだった。「司法警察員1人」というのはこの監督官のことと思う。水産庁には漁業取締船が44隻あり、そのうち37隻は民間の船を使用。武装している可能性のある北朝鮮船舶の取締りをするのにこれではそもそもできるはずがない。広大な日本海のEEZでは海保巡視船の増強でも限界がある。今回の海域の場合入港している巡視船が応援に行こうとすれば5時間程度はかかる。例えば韓国の場合黄海の北朝鮮に近いカニ漁場の警戒は海軍がやっている。すでに巡視船に銃口が向けられるような事件が起きているのだから日本漁船を守る方法を根本的に建て直さなければやがて日本漁船に大きな被害が出るだろう。

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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました) 

http://araki.way-nifty.com/araki/2019/10/post-cb24fe.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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・調査会代表荒木が参加

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