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2021年2月21日

大森勝久氏の新しい論文です

 以下のブログの論文は北海道庁爆破事件(昭和51年)の犯人として逮捕され、死刑判決を受け現在札幌拘置所で再審請求を行っている大森勝久氏が書いたものです。

アメリカが起草した憲法9条案は自衛権と自衛権行使のための軍隊の保持を認めている
https://ameblo.jp/omorikatsuhisa/entry-12656724044.html

 私はふとしたことから大森さんと手紙のやりとりをすることになり、その後ホームページの設置など多少のお手伝いをしてきました。この論文のことをお知らせするのはご本人の依頼によるものです(死刑囚のため外部交通権が制限されており、直接の手紙発信ができないため)。

 私自身は大森さんとは色々意見の違いもあります。特に今回の論文については、事実上米国によって定められた現行憲法が本来の国家の基本法としては無効であるという私の立場とは全く異なります(ただし、憲法の「立法意思」を縦にとって軍隊の存在を否定する方々には同じ土俵上の強力な反論になると思います)。しかし数少ない外部に向けての情報発信のルートであること、また道庁爆破事件自体については明らかに冤罪と確信していることなどでボランティアの一人としてお手伝いを続けているところです。ご一読いただければ幸いです。

 

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