« 「国際講座」がZoomでご覧になれます | トップページ | 11月4日松野大臣面会者【調査会NEWS3522】(R3.11.2) »

2021年11月 2日

11月4日に松野官房長官と面会【調査会NEWS3521】(R3.11.2) 

 明後日、11月4日木曜14:10から特定失踪者家族・調査会役員が松野博一官房長官兼拉致問題担当大臣に面会します。時間は20分とのことですが、終了後官邸内でぶら下がり取材が行われますので、その模様はYouTubeで中継する予定です(開始時間不明。おそらく14:45前後から)。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 前号でお伝えした10月28日付要請文書は、この面会に合わせて提出したものですが、面会自体は政府の発表が官房長官日程のため前々日になり、この「調査会NEWS」でお知らせするのが遅くなったことをお詫び申し上げます。なお、先週の要請文書を再掲するのと合わせて、同日石川正一郎・拉致問題対策本部事務局長に提出した私からの文書も付けておきます。

(荒木から石川事務局長宛文書)

内閣官房拉致問題対策本部 事務局長 石川正一郎様

平素の拉致被害者救出のためのご尽力、誠にご苦労様です。

 さて、本日は松野官房長官兼拉致問題担当大臣宛の要請文書をお届けしました。誠に恐縮ですが是非とも大臣にお渡しいただくとともに、各項目の実現に向けてご尽力賜りたくお願い申しあげます。

 また、来る11月4日には御多忙な中、大臣ご本人にもご面会いただけるとのことで感謝しております。当日はこの文書の内容をあらためてお願いすることになると存じますが、特にこれまで繰り返し要請しております第1項に関しては、面会の場で大臣よりご返答をいただきたくお願い申しあげます。総理の面会が可能であればそれが概ねいつ頃実現するのか、あるいは面会できないというのであればなぜできないのか、明らかにして下さい。また、第2項以降の項目はご多忙中恐縮ですが遅くとも年内に文書をもって回答いただきたくお願いする次第です。

 大臣面会については対策本部の発表を待ってこちらも発表する形にいたしますが、本要請文書については本日付で公開します。それぞれ家族及び支援者、ひいては国民の切なる願いであることをご理解いただき、積極的な対応を賜りますようお願い申しあげます。

令和3年10月28日

特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

―――――――――――――――

(官房長官宛要請文書)

   令和3年10月28日

内閣官房長官兼拉致問題担当大臣 松野博一様

   特定失踪者家族会会長 今井英輝

   特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

 平素の拉致被害者救出のためのご尽力に心より敬意を表します。さて、総選挙の最終盤に誠に恐縮ではありますが、今次選挙でも拉致問題はほとんど争点になりませんでした。被害者及び家族の年齢を考えれば時間の経過は「停滞」ではなく「悪化」です。一刻も早い進展のため、以下の各項目についてお願いする次第です。何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

  記

1、総理と特定失踪者家族との面会は歴代総理に要請し、未だ実現していません。「認定の有無にかかわらず」と言っている政府の姿勢が全く矛盾していることの象徴です。岸田総理は過日自民党総裁に選出されたときあいさつの中で「岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くということであります」と言っておられます。ぜひその特技を発揮して戴き、特定失踪者家族の話をしっかり聞いていただきたくお願い申しあげます。

2、現在の政府認定・警察断定拉致被害者19名以外に拉致の可能性がある人が、特定失踪者問題調査会に約470名、その大部分を含め警察にも900名近くいます。この900名の中には、北朝鮮での目撃・生存情報や、写真等の証拠がある被害者もいます。「日本国民を見捨てない」との思いで、北朝鮮に対し「拉致被害者の全員帰国なくして国交の樹立はあり得ないし、いかなる協力もしない」と明確にして下さい。「しおかぜ」ではこのメッセージを可能な限り北朝鮮に伝えます。拉致問題担当大臣には就任後メッセージの収録をしていただいておりますが、今回はさらに総理にもメッセージの収録をしていただきたく、お願い申しあげます。

3、北朝鮮の内部が相当混乱した状況であることに鑑み、政府・与党として様々なチャンネルを使い、とりわけ官房長官の記者会見で「北朝鮮のどのような組織・個人であれ拉致被害者救出に協力する場合は政府が全面的な支援・協力を行う」とのメッセージを発して下さい。「しおかぜ」ではこのメッセージを可能な限り北朝鮮に伝え、またその反応をキャッチするための情報収集にも全力で取り組みます。

4、拉致被害者救出のために自衛隊に対し任務付与をして下さい。自衛隊法・憲法による制約というのは役所の言い訳に過ぎません。北朝鮮が拉致を認めて5人が帰国してから19年が経過しても未だに1人の救出も叶わないことは、多数の拉致被害者を見殺しにしているのと同じことであり、実際この19年の間にも北朝鮮で亡くなった拉致被害者がいる可能性は否定できません。被害者を救出するためには政治の決断が必要です。

5、拉致被害者支援法を改正し、認定の対象となる拉致被害者を「日本国内で拉致された者及び国外で拉致された日本国民」として下さい。また高敬美・剛姉弟については警察が拉致被害者として断定し、当時の対策本部総合調整室長が他の認定被害者と同様に扱うと明言しています。現状でも拉致被害者は17人ではなく19人であると明言し、政府広報物もそれにそって修正して下さい。

6、政府(総務省)による短波送信施設の維持・管理を実現して下さい。設備の老朽化、NHKによる設備削減は危機管理、安全保障の観点から国益を損ねる重大な問題です。これは「しおかぜ」「ふるさとの風」による北朝鮮拉致被害者向け放送のためだけでなく、全世界の邦人が有事の際保護、情報共有を受けられるようにするためであり、アフガンの例を見ても明らかです。

7、警察官・海上保安官・自衛官の制服にブルーリボンを付けるようにして下さい。これは国民への啓蒙のみならず北朝鮮と日本国内の工作員にも圧力となると考える次第です。

以上

===================================  

<調査会・特定失踪者家族会役員等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

※記載されている参加者は調査会・特定失踪者家族会役員のみです。

★11月13日(土)17:30「草莽志塾」(同塾主催)

・かでる2.7(札幌市中央区北2条西7丁目 011-204-5100)JR札幌駅徒歩13分

・代表荒木が参加

・問合せ・出口塾頭(011-737-1798)

  ※事前申込みが必要です

★12月4日(土)~5日(日)「第3回北朝鮮人権映画祭」(同実行委員会主催)

・会場 新潟市民プラザ(新潟市中央区西堀通6-866 NEXT21 6F 025-226-5500)バス古町下車すぐ

・代表荒木・幹事三浦・幹事稲川が参加

・問合せ 調査会

★12月12日(日)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 秋田(救う会秋田主催)

・秋田市文化会館

 秋田駅からバス10分「文化会館・八橋球場前」下車(秋田市山王7-3-1)

・代表荒木・幹事松村が参加

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp

★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

----------- 

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

////////////////////////////////////////////////////////// 

北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

_________________________________________ 

特定失踪者問題調査会ニュース 

--------------------------------------------------------- 

〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 

email:comjansite2003■chosa-kai.jp 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A

発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会

_____________________________________________________

|

« 「国際講座」がZoomでご覧になれます | トップページ | 11月4日松野大臣面会者【調査会NEWS3522】(R3.11.2) »