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2021年12月 2日

山谷自民党拉致問題対策本部長に要請【調査会NEWS3535】(R3.12.2)

特定失踪者問題調査会副幹事長 杉野正治

 本日12月2日、特定失踪者家族会と特定失踪者問題調査会で自民党拉致問題対策本部長の山谷えり子参議院議員と面会し、要請書を手渡すとともに懇談を行いました。

 参加したのは吉見美保家族会副代表、竹下珠路事務局長、生島馨子幹事、矢島文恵幹事、荒木和博調査会代表、増元照明副代表、杉野正治副幹事長。

 荒木代表は、特定失踪者家族と岸田総理との早期面会、多くの人の拉致の可能性を明言すること、拉致被害者救出のため自衛隊に任務を付与すること、現在の拉致被害者に加え警察断定の朝鮮籍の二人(高敬美、剛姉弟)についても政府認定すること、「しおかぜ」の短波送信施設の維持、過去の拉致に対する検証・反省とスパイ防止法等の法整備の必要性、また警察官・海上保安官・自衛官にブルーリボンバッジを付けるように要望しました。

 家族からは次のように訴えました。

 「妹(秋田美輪さん)の失踪から25年。両親も高齢になってきているので、早く問題を解決してほしい。また拉致以外のことでも、例えばまた湾岸戦争の時、海外で船に乗って働いていた人たちは日本の情報をつかめず、他国の領事館から情報を得ていたという。自国で情報を入手・分析・活用できるよう強くお願いする」(吉見さん)

 「総理は金正恩と会うと言っておられるが、その折は特定失踪者のリストを必ず提示してほしい」(竹下さん)

 「失踪から48年で本人は73歳になる。北朝鮮で生きながらえているのかどうかわからない。膠着状態が続くことで一般の方でも諦めている方が多い。母は死んでしまったが姉の私は決して諦めない。一日も早く救出してほしい」(矢島さん)

 「妹(生島孝子さん)は11月1日で80歳になった。生きているのかどうかもわからない。取り返すのは日本政府の力でなければ民間では無理。私が死んだら妹のことを言う人がいなくなる。情報を収集しこれに対応していただきたい。妹のことに、特定失踪者のことにもう一歩踏み込んでいただきたい」(生島さん)

 「北朝鮮から拉致の被害を受けたことについて反省も何もしていない。平成14年以来ずっと言い続けてきているが、何もできていない。また「しおかぜ」には北朝鮮からずっと妨害電波をかけられてきたが、政府がやっている「ふるさとの風」には全く妨害がかけられない。これで政府の気持ちが北朝鮮に届いているのか疑問だ」(増元副代表)

 これに対し山谷本部長は「先日も岸田総理に拉致問題に取り組むよう強く申し入れた。スパイ防止法の制定、高姉弟の拉致認定、自衛隊への付与などは立法・法改正が必要になってくるが、それぞれ容易ではない。議員立法ではなく閣法として提案・審議すべきだ。安全保障に対する意識の変化や情報収集能力が向上するなど、昔と比べ情勢は大きく変わってきている。また瀬取りなど中朝の関係も注視していく必要がある。高い問題意識を持って働きかけていきたい」と述べました。

 要請文書は以下の通りです。

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自由民主党拉致問題対策本部長 山谷えり子 様

   特定失踪者家族会会長 今井英輝

   特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

 平素の拉致被害者救出のためのご尽力に心より敬意を表します。本日はお忙しい中お時間を作って戴き御礼申し上げます。

 さて、拉致問題をめぐる状況は岸田政権発足後も動きがありません。私たちとしては一刻も早い救出のため、一つでも現実的な進展をさせるよう各方面に求めております。ぜひ以下の諸点について、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

     記

1、総理と特定失踪者家族との面会は先日の松野大臣要請においてもお答えをいただけませんでした。なぜあえて会おうとしないのか、多くの国民が疑問に思っています。ぜひとも総理と特定失踪者家族の面会が実現するようにご協力をお願いします。

2、現在の政府認定・警察断定拉致被害者19名以外に拉致の可能性がある人が、特定失踪者問題調査会に約470名、その大部分を含め警察にも900名近くいます。この900名の中には、北朝鮮での目撃・生存情報や、写真等の証拠がある被害者もいます。「日本国民を見捨てない」との思いで、本部長のお立場として北朝鮮に対し「拉致被害者の全員帰国なくして国交の樹立はあり得ないし、いかなる協力もしない」と明確にして下さい。「しおかぜ」ではこのメッセージを北朝鮮に伝えます。また本部長御自身も調査会事務所において「しおかぜ」メッセージの収録をしていただきたく、お願い申しあげる次第です。

3、拉致被害者救出のために自衛隊に対し任務付与をするよう、ご協力をお願いします。自衛隊法・憲法による制約というのは役所の言い訳に過ぎません。北朝鮮が拉致を認めて5人が帰国してから19年が経過しても未だに1人の救出も叶わないことは、多数の拉致被害者を見殺しにしているのと同じことであり、実際この19年の間にも北朝鮮で亡くなった拉致被害者がいる可能性は否定できません。被害者を救出するためには政治の決断が必要です。

4、拉致被害者支援法における拉致認定の対象を「拉致された日本国民」から「日本国内で拉致された者及び国外で拉致された日本国民」へと改正して下さい。また高敬美・剛姉弟については警察が拉致被害者として断定し、当時の対策本部総合調整室長が他の認定被害者と同様に扱うと明言しています。現状でも拉致被害者は17人ではなく19人であると明言し、政府広報物もそれにそって修正して下さい。

5、政府(総務省)による短波送信施設の維持・管理を実現して下さい。設備の老朽化、NHKによる設備削減は危機管理、安全保障の観点から国益を損ねる重大な問題です。これは「しおかぜ」「ふるさとの風」による北朝鮮拉致被害者向け放送のためだけでなく、全世界の邦人が有事の際保護、情報共有を受けられるようにするためであり、アフガンの例を見ても明らかです。なお、本件については幹事長村尾が11月29日、「しおかぜ」国内送信の実現に総務大臣当時ご尽力いただいた菅前総理にもお願いをしております。

 6、日本政府は、平成14年に金正日が拉致を認めた後も過去国民を守れなかったことについて反省も検証もしてきませんでした。反省も検証もしていないから予防策も取られていません。国として検証し今後二度と国民が拉致されることのないように、自民党として「スパイ防止法」等々、法整備を急いで下さい。

7、警察官・海上保安官・自衛官の制服にブルーリボンを付けるようにして下さい。これは国民への啓蒙のみならず北朝鮮と日本国内の工作員にも圧力となると考える次第です。

      以上

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<調査会・特定失踪者家族会役員等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

※記載されている参加者は調査会・特定失踪者家族会役員のみです。

 

★12月4日(土)~5日(日)「第3回北朝鮮人権映画祭」(同実行委員会主催)

・会場 新潟市民プラザ(新潟市中央区西堀通6-866 NEXT21 6F 025-226-5500)バス古町下車すぐ

・代表荒木・幹事三浦・稲川・松村が参加

・問合せ 調査会

★12月4日14:00「拉致問題を考える国民の集いinみえ」

・大山田コミュニティプラザ(バス「センター前」下車すぐ 桑名市大山田1-7-4)

・特定失踪者家族会吉見副会長が参加

★12月10日(金)18:30 予備役ブルーリボンの会シンポジウム(同会主催)

・アルカディア市ヶ谷

・代表荒木・特定失踪者家族会竹下事務局長が参加

・定員に達したので申込は締め切りました

★12月11日(土)14:00 政府主催国際シンポジウム(拉致問題対策本部・法務省主催)

・イイノホール(地下鉄千代田線霞ヶ関駅下車すぐ 千代田区内幸町2-1-1)

・特定失踪者家族会竹下事務局長が参加

・事前申込制です。申込は以下のホームページから

https://www.abductees-2021.jp

問合せ 03-5276-2571

★12月11日(土)15:30 名古屋街頭署名活動(UAゼンセン愛知県支部主催)

・特定失踪者家族会吉見美保副代表・幹事長村尾が参加

問合せ 052-321-8591

★12月12日(日)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 秋田(救う会秋田主催)

・秋田市文化会館

 秋田駅からバス10分「文化会館・八橋球場前」下車(秋田市山王7-3-1)

・代表荒木・幹事松村が参加

★12月18日(土)14:00 拉致問題を考える国民の集いin兵庫・神戸(政府拉致対・兵庫県・神戸市主催)

・場所 兵庫県公館

 市営地下鉄県庁前駅下車 東出口2すぐ(神戸市中央区下山手通4-4-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長が参加

★令和4年2月19日 益田集会

・代表荒木・幹事石原が参加

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp

★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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特定失踪者問題調査会ニュース 

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発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会

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